DELL G15ゲーミングノートパソコンにはAMDとintelのCPUの2種類のモデルがあります。どちらの性能が良いか今回比較レビューします。
どちらがコスパが良いか?
一概にどちらがよいか選択できない価格設定がされています。
目的によるおすすめ構成が変わりますので、目的別におすすめします。
おすすめ構成
①ある程度ゲームができれば良い
DELL G15ゲーミングAMDおすすめ構成
CPU
AMD Ryzen 5 7640HS
メモリ
16GB
ストレージ
512GB
グラフィック
NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop
液晶
15.6型
解像度
1920×1080
リフレッシュレート
120Hz
価格 119,980円
(2023年10月17日時点、価格は変動します)
①のおすすめ理由
グラフィックにNVIDIA GeForce RTX 3050搭載しており、CPUも上位のAMD Ryzen5 7640HS搭載なので、凡そのゲームタイトルの通常画質設定であればプレイできる性能を持っています。リフレッシュレートもゲーム向けの120Hzを搭載しているので、ライトなゲームユーザーであれば十分に楽しめる性能あるのでおすすめです。
②と比較するとG-syncに非対応なので、長時間ゲームをする際にティアリング(カクツキ)やスタッタリング(グラフィックと液晶の連動がうまくいかない画像ズレ)等が発生しやすいので目が疲れやすいのが残念なポイントです。
ゲームのライトユーザーには十分な性能がありますが、新しいゲームタイトルが発売された際に対応できる期間が②比べると短くなるので、長い期間快適にゲームライフを楽しみたい場合は②の構成で購入することをおすすめします。
②ゲームに最適な機能を揃えたい
DELL G15ゲーミングintelおすすめ構成
CPU
intel Core i7-13650HX
メモリ
16GB
ストレージ
1TB
グラフィック
NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop
液晶
15.6型 G-sync対応
解像度
1920×1080
リフレッシュレート
165Hz
価格 169,979円
(2023年10月17日時点、価格は変動します)
②おすすめポイント
グラフィックにNVIDIA GeForce RTX 4050を搭載しており、CPUもintelの高性能CPU Core i713650HXを搭載しており、G-sync搭載なのでティアリング(カクツキ)やスタッタリング(グラフィックと液晶の連動がうまくいかない画像ズレ)等が発生しにくいので、長時間のプレイでも目が疲れにくい仕様になっています。
リフレッシュレートも165Hzあり映像もより滑らかに描写されるので綺麗な映像を楽しめます!
また、性能が上がる事でゲームの更新で必要スペックが上がった時や、将来的にやりたいゲームが発売された時に性能を満たす可能性が高いので安心できます。
ただ、この構成があっても最高画質設定の場合に性能が足りない可能性がありますが、正直これ以上の性能を求めるのであればゲーミングデスクトップの購入した方が性能は格段に上がるので、おすすめです。
おすすめ①と②のCPUの違い
①と②のCPU性能比較ができる、パスマークスコアを見ると33.2%ほど②に搭載されているCPUの方が性能が高くなっています。
CPU性能が高いことでゲームの起動や動作も早くなりますので、②で搭載されている、Intel Core i7-13650HXがおすすめです。
搭載CPU | パスマークスコア | |
①DELL G15ゲーミングAMDおすすめ構成 | AMD Ryzen 5 7640HS | 24,085 |
②DELL G15ゲーミングintelおすすめ構成 | Intel Core i7-13650HX | 32,094 |
おすすめ①と②のグラフィックの違い
①と②のCPU性能比較ができる、パスマークスコアを見るとCPUと一緒で②で搭載されているグラフィックの方が37.3%性能が高くなっています。
ゲーム性能の要であるグラフィックはノートパソコンの場合に後で変更が出来ないため、②で搭載されているGeForce RTX 4050がおすすめとなります。
搭載グラフィック | パスマークスコア | |
①DELL G15ゲーミングAMDおすすめ構成 | GeForce RTX 3050 Laptop | 10,823 |
②DELL G15ゲーミングintelおすすめ構成 | GeForce RTX 4050 Laptop | 14,862 |
インターフェースと筐体の違い
インターフェースと筐体は変わりません。


※おすすめ構成の本体カラーホワイトになります
ゲームタイトル別 FPSスコア
搭載されているグラフィックで大凡表示されるFPSスコアがわかりますので、主要タイトルのFPSスコアを掲載してますので、目安にしていただけると良いかと思います。スコアは高ければ高いほど滑らかに見えますが、FPSスコアが60以上出ていれば滑らかに見えるレベルです。
テレビのFPSは大凡30FPSになるので、テレビが滑らかに見える方は60FPSもあれば十分に滑らかに見えるレベルです。
えっ?じゃあリフレッシュレート(液晶の表示できる最大FPS)120Hzもいらない?
正直あまり俊敏な動きが無いゲームでは不要ですが、俊敏な動きのあるゲームの場合、滑らかさが欠けてしまう為、リフレッシュレートが高い程がおすすめです。
そもそもFPSスコアって?
一秒間に何枚の画像を表示しているか=FPSと言います。パラパラ漫画を一秒間に60枚表示=60FPS、一秒間に120枚を表示=120FPSとなり、一秒間に表示させる枚数が多ければ多いほど、滑らかに表示されます。
ただし、表示枚数を多くするにはCPUとグラフィックの性能が高く無いとたくさん表示する事ができない為、パソコンの性能が必要になります。
また、パソコンの処理スピードが高くても液晶の性能が足りないと表示出来ないです。
グラフィック別FPSスコア一覧
ゲームタイトル 高画質設定 1920×1080 | ①DELL G15ゲーミングAMDおすすめ構成 GeForce RTX 3050 Laptop | ②DELL G15ゲーミングintelおすすめ構成 GeForce RTX 4050 Laptop |
アーマードコア6 | 78.4FPS | 87.4FPS |
バイオハザードRE4 Resident Evil 4 | 95.9FPS | 125.4FPS |
Elden Ring | 75.1FPS | 99.0FPS |
Call of Duty: Black Ops Cold War | 97.8FPS | 105.5FPS |
Microsoft Flight Simulator | 42.7FPS | 56.3FPS |
Valorant | 214.8FPS | 281.6FPS |
Apex Legends | 121.5FPS | 170.0FPS |
※あくまでも目安ですので、FPSスコアを保証するものではありません。
引用元:https://www.gpucheck.com/games
まとめ
筐体とインターフェースに違いはなく、価格重視の場合は①のAMD搭載おすすめ構成で通常画質であれば普通に動かす性能がありますが、②のintelおすすめ構成の方が液晶が滑らかに動き、目が疲れにくく、ゲームのバージョンアップや新作タイトルも動かす事ができる性能があるのでおすすめです。
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