AMD RyzenシリーズとIntel Core iシリーズ結局どっちが良いの？

AMDとIntelのCPU選びのポイントは？

AMDとIntelの同レベルのCPUは、一般的な使用ではほとんど性能の差を感じません。
しかし、用途によってどちらを選ぶかは重要です。
特に、どちらが良いかに迷った場合は、AMD Ryzenシリーズがおすすめです。

AMD Ryzenシリーズであれば、一般ユーザー向けのアプリケーションでも快適に動作し、価格もIntelと比較して低めです。
ただし、CPUの比較においては世代とランクが重要な要素となります。どちらの方がよいかCPUで迷った場合、パスマークなどが性能をスコア化しているのでスコアで比較することで、判断しやすいと思います。

一般ユーザーならAMD Ryzenシリーズがおすすめ

AMDとIntelを比較すると、AMDはコストパフォーマンスが高いものが多く、
特に一般ユーザーが利用するアプリケーションにおいて、AMD Ryzenシリーズであれば快適に動作します。
一般的な用途としては、ネット閲覧、動画視聴、Office作業（ワード、エクセル、アウトルック、パワーポイント）、メール、そして簡易的な画像編集に使用される方多く、これらの用途であれば、AMD Ryzenシリーズで十分な性能があります。

ゲームやクリエイター向けはIntel Core iシリーズがおすすめ

AMDとの違いとして、Intel Core iシリーズの12世代以降はゲームやクリエイター向けに特に適しています。これは、Intel Thread Directorと呼ばれる機能が搭載されているからです。

この機能がないCPUでは基本的に処理を開始した順番で作業が進み、ユーザーが優先させたい処理を指定することが難しかったのですが、12世代以降のIntel CPUでは、ウィンドウが一番手前の作業を優先的に処理し、ユーザー側で優先順位をつけることができます。
これにより、例えば動画のエンコード作業を進めながら次の動画を編集したい場合でも、エンコード速度は低下しますが、編集作業を優先的に処理してくれるため、作業が滞ることなくスムーズに進行できます。